性能についてPERFORMANCE

HOME > 性能について

HOMAが考える家づくりのあり方

一生に幾度とない家づくり。そこには家族のさまざまな思いが込められています。その思いを形にしていくことはもちろん、共に喜びを分かち合い、長きにわたってお客様の暮らしを支えていくことが工務店に求められる役割であり、家づくりの基本であると考えます。よい建材、よいデザインに加え、適正な価格で住まいを提供すること。そして、それらを生かす技と情熱を持った作り手もまた、よりよい家づくりに欠かすことのできない大切な存在です。

家族の暮らしの礎となる住まいは、経年による家そのものの変化、家族構成や生活スタイルの変化など、時と共に大きく変わっていきます。また、子供の成長や独立、家族の高齢化、二世帯の同居といったさまざまなライフステージを迎えるにあたり、新築時の快適さが失われてしまうことが少なくありません。
家は、家族の思いが詰まった大切なもの。長く快適に暮らせる場所であることが理想です。HOMAの「スケルトン・インフィル住宅」であれば、間取りを変えることが容易にできるため、長きにわたって住み続けることが可能です。
人が住まいに合わせるのではなく、住まいが暮らしに合わせて変化する、そんな家づくりが実現します。

「スケルトン・インフィル」とは、スケルトン(構造躯体)とインフィル(居住空間)と別々に考え、設計する手法のことです。高い耐震性・耐久性を持つ構造躯体で家全体を支えることから、ライフスタイルに合わせて内部の間取りを自由に変更することが可能です。
これまでの日本の住宅は耐用年数が30年~40年程度と短い上、間取りや設備、内装の変更をすることが困難でした。しかし、丈夫な構造躯体を持つスケルトン・インフィルであればリフォームやリノベーションもしやすく、ひとつの家に100年近く住み続けることができるようになるのです。
良い家に長く住み続けること。それは、家族の暮らしや思い、その価値を世代を超えてつないでいくこと。スケルトン・インフィルは、これからの住まいづくりを変える、日本の新しいスタンダードです。

スケルトンとは、耐久性を高めた建物の構造体のことです。インフィルは、間取りや設備など内装を指します。
この両者を明確に分離すれば、ライフステージや生活スタイルの変化にインフィルの改造で対応できるため、スケルトン自体は長期的に有効活用することが可能になります。

インフィル

住戸内の内装・設備等

ライフスタイルによって変化する住まい部分です。家族構成など将来的な変化に柔軟に対応できるように、間取り変更や設備更新が容易に行えるような造りとなっています。

インフィル

スケルトン

柱・梁・床等の構造躯体

およそ3世代(75~90年)という長期の使用期間を目指した造りとなっています。柱・梁・床等で支える革新的な構造を有し、構造の耐久性の追求がなされています。

スケルトン

スケルトン・インフィルの特長

スケルトン・インフィル特長01

「可変性」

自由に間取りを変更できる

スケルトン・インフィルは主に外壁で家全体を支える構造であるため、間仕切り壁の位置を気にすることなく、自由に間取りを決めることができます。通常は間取り先行のプランニングになりがちですが、この工法であれば、配置や外観とは別に間取りや内装を決定できるので、納得のいくレイアウトや居住空間が実現します。また、工事の途中であっても比較的容易に間取りを変更することが可能です。


将来を見据えた家づくり

将来を見据えたプランニングは、家づくりにおいて重要なポイントのひとつです。とはいえ、新築時に家族構成や生活スタイルの変化まで想像することは必ずしも容易ではありません。そこで将来起こるであろうさまざまな変化に対応しつつ、常に快適な居住空間を維持していくためには、時代や暮らしに併せてアジャストすることがもっとも有効であると考えます。ライフステージに合わせていくことは一見割高であるように感じますが、強靭な構造躯体を有するスケルトン・インフィルであれば、間取りや内装の変更、設備の入れ替えなども自由であるため、長期的に見るとコストの抑制につながります。また、住まいの売却を考えた場合にも、買い手が自由に間取りを変えられることから、資産価値としての評価が高まります。
世代を超えて住み続けることができるスケルトン・インフィルはメリットも多く、非常に合理的な工法であることがわかります。

間取りの自由度

家族構成や生活スタイルの変化に合わせて、自由に間取りを変えることができるのスケルトン・インフィルの最大の魅力です。住宅サイクル年数が30年程度といわれるこれまでの日本の住宅の価値観を覆し、リフォームしながら、長く暮らすことのできる住まいづくりをめざします。
スケルトン・インフィルは、強靭な耐力壁を外周面に配置することで高い耐震性を確保しています。これにより、内部の細かい耐力壁や柱を少なくすることができるため、開放的な室内空間が失言します。また、モジュールに縛られることもないので、家族構成やライフステージに合わせて自由に間取りを決めることが可能です。

■間取り

  • モジュールに縛られない家づくりができる
  • 外側に配置した耐力壁で耐震性を確保するため、柱や間仕切り壁の位置を気にすることなく、自由に間取りを決めることができる
  • 将来的にリフォームやリノベーションがしやすい

■開口部

  • HOMAのスケルトン・インフィルは、筋交いなどではなく、強靭な面材で家を支える構造。耐力壁の偏りがないため、大きな開口部を設けることが可能

スケルトン・インフィル特長02

「耐震性能」

構造用面材を使って
耐震性を高める

スケルトン・インフィルは外壁で家を支える工法であり、耐震性の最高レベルをあらわす耐震等級3をクリアします。
HOMAは、筋交いではなく外周に面材の耐力壁を採用することによって、地震の際などに起こる建物の歪みを防ぐことから、耐震性がより高まります。


耐力壁をバランスよく配置

耐震性能を上げるためには、耐力壁の量を十分に確保することに加え、バランスよく配置することが非常に重要です。
耐力壁のバランスが取れていないと、変形やねじれなどが生じ、最悪の場合、建物の倒壊につながるおそれがあります。
バランスのよい耐力壁の配置は「偏心率」と呼ばれる数値によって知ることができます。建物の重さの中心である重心と、強さの中心である剛心とのズレの割合を数値で表したものが偏心率であり、数値が小さいほどバランスのよい建物であることがわかります。また一般的には重心と剛心の位置が近いほど地震に強いといわれています。ちなみに、木造住宅 においては偏心率0.3以下であることが求められています。HOMAはこの値を0.15以下に抑え、よりバランスのよい、耐震性の高い住まいを実現します。

スケルトン・インフィル特長03

「断熱性能」

耐火断熱パネルO-I-Pを採用

HOMAのスケルトン・インフィル住宅は、省エネ性をあらわす「断熱等性能等級」において、最高基準レベルをクリア。
内壁に断熱材を入れる内断熱ではなく、家をまるごと覆う気密性の高い外断熱を採用しています。また、HOMAでは耐火性能と外観デザインの自由性と実現できる耐火外断熱パネルO-I-Pを導入。ヨーロッパで多く使われている断熱材EPSを取り入れ、ワイヤーメッシュ、オリジナル・シラス・モルタルと組み合わせることで、より機能性の高い断熱壁に仕上げました。O-I-Pは劣化しにくいことから、半永久的に断熱性能を保つことが可能です。さらに、外断熱で懸念されることの多い耐火性能は、準耐火構造45分に対応。防水性能や防湿性能、気密性能にもすぐれた多機能パネルを使うことで、強さと安全性をさらに高めています。


断熱性能を高めて環境に配慮

O-I-Pのすぐれた断熱性能は、熱還流率の低さによっても証明されています。加えて、透湿抵抗値が高いことから、長期間にわたって高い断熱性能を維持することができます。この断熱性能と気密性能の高さによって、夏涼しく冬暖かい快適な住まいが実現するだけでなく、冷暖房費を抑えて、CO2の削減にも大きく貢献します。

スケルトン・インフィル特長04

「資産価値」

世代を超えて長く住み続ける

ライフステージに合わせて間取りを変更できるスケルトン・インフィルの家。外壁で家全体を支える構造のため、間取りを変更することによって建物の耐震性が損なわれることがなく、世代を超えて長く住み続けることが可能です。
また、間取りの変更だけであれば、リフォームにかかる費用も大幅に削減することができます。丈夫で価値ある住まいは、親から子へ、子から孫へと受け継がれ、その思いもつながっていきます。


中古住宅としての資産価値

これまでの日本の住まいは、新築から時間が経てば経つほど、その価値が低下する傾向にありました。一方で、スケルトン・インフィルは家族とともに成長する家であり、住むほどにその良さを実感できる住まいであることが特徴です。加えて、家を売却する場合であっても、変わらない価値とその存在感で多くのメリットを与えてくれます。
たとえば、住宅の資産価値を保つためには、長期にわたって耐震性や耐久性にすぐれていることが非常に重要なポイントです。HOMAのスケルトン・インフィルであれば、経年による劣化も少なく、十分な強度を保ったまま次のオーナーへと渡すことができます。間取りの変更もしやすく、新しい家族の暮らしに合わせてリフォームができることから、売却時により高い評価を得る可能性が高いのも大きな魅力です。

Copyright©NEXT HOME.